完全には治らない病気です
かすむ、
視力検査で異常を見つける
初期の段階では、自覚症状が無いようですが、視界がかすむなどの症状が感じられたり、進行すると視力が低下し失明する病です。
血糖コントロールが悪い状態が続いて、放置すると視力が急激に低下したり”飛蚊症”になったり、進行して網膜剥離や緑内障などを併発して失明の恐れも出てきます。

糖尿病による眼の障害は、糖尿病網膜症以外にも以下のような眼の病気になるので注意する必要があります。
- 白内障
- 緑内障
- 角膜の炎症・ドライアイ
- 近視・遠視 など
失明まで数年から10年以上で
視力は自己判断をしないで検査を
糖尿病を患ってから、数年から10年以上経過して失明することが多いそうですが、自己判断はとても危険なので、定期的に眼科の検査を受けるようにしましょう
糖尿病網膜症の分類
- 単純糖尿病網膜症
血糖のコントロールが良くなると、改善することもあります。 - 増殖前網膜症
全く自覚症状のない状態です。 - 増殖糖尿病網膜症
硝子体手術を必要とする状態です。 - 糖尿病黄斑症
黄斑にむくみができた状態です。

血液中の糖分をコントロール
症状の悪化を防ぐために
治療の基本は糖尿病と同じく血糖をコントロールして、HbA1cを7.0%以下に抑える血糖コントロールが必要になります。
生活改善指導や治療を行えば、重症化を防ぐことができます。
しかし、網膜症がいったん進行すると、血糖値のコントロールが良くなっても、病状が悪化することもあるようです。
●糖尿病網膜症の治療方法
- レーザー治療(網膜光凝固術)
- 抗VEGF療法(硝子体内注射)
- 硝子体手術

完全に治すことのできない病気
糖尿病網膜症は血液中の糖分を注意
糖質を摂りすぎない習慣を継続することです。
簡単なことですが、これがなかなか守れません。
コーラ、ジュース類や砂糖入りコーヒー、 紅茶などはNGです。
甘味料やケーキ、和菓子なども控えたいですね。
yurupo
ゆるっ歩は幸いにも現時点未体験ですが、そうならないために努力中です。

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